【ゲーム】エルデンリング【ELDEN RING】3
戦祭りと冒涜と。
満月の魔女レナラを倒すと円卓での扱いが目に見えて変わって、お前ならできる王都へ行けと指読み婆のエンマや百智卿ギデオンに促されるも、背を向けて腐食の地ケイリッドへ向かう。モブの落とすルーンの値から、アルター高原よりもこちらの方が難度は低いのだろうと思ったものの、最強のデミゴッドに大苦戦する。
NPC様々
湖のリエーニエをクリアしたあと、アルター高原~ケイリッドなど色々と巡っているうちに、NPCのイベントもいつの間にか進行していく。
このゲームにはクエストログが無くて、依頼を受けたり解決できなかった問題があったりしたときは、忘れずにメモしている*1。なにぶんこれまでのシリーズと比べてゲームの規模が桁違いであり、頭の中だけに留めておくにも限界があって、好みもあるだろうけれど最新のゲームを古典的(アナログ)に遊んでいる感じがして良い*2。
東の果ての獣の神殿に行ってみるとどういうわけか獣の司祭グレイグが敵対状態になっていて、苦戦しながらもダメージを与えると正気に戻った。獣も古竜と同じような古い種族であるようで、何らかの罪に怯える様子に闇を見る。
死衾の乙女フィアに何度か抱かれると昔語りと共に短剣を渡され、Dに渡した後ふと思い出して円卓内を探したら、奥の部屋でDが死んでいた。Dと袂を分かっていたロジェールも息絶え、イベントはさらにノクローンの奥底へと続く。同時期円卓には糞食いが現われ、辺り一帯に死臭が漂う。
死に生きる者と死を狩る者、黄金樹と反黄金律、誰もが何らかの異端でありあるいは正統であり、これまでのシリーズでも数多くの対立関係が描かれて来たけれど、広大な狭間の地ではそれが一層複雑な坩堝のようになっている。
星砕きのラダーン
ケイリッドを一通り見廻った後でいよいよ星砕きのラダーンに挑む。ブライヴや鉄拳アレキサンダーなど知り合いの猛者たちも参加し、まさにフェスティバル。
ラダーン戦におけるプレイヤーの役割は死なないことであり、NPCたちと違いプレイヤーは復活出来ない。見方を変えれば、プレイヤーが健在ならばNPCたちが戦ってくれる(但しNPC召喚には回数制限がある)。
なかなかラダーンの動きに対応できなくて近接戦では埒が明かず、NPCにヘイトを稼いでもらいながら毒針でサポートして、隙があれば接近して攻撃をし、NPCが減ってきたら馬に乗って召喚を繰り返す。
後半(隕石攻撃後)の攻撃は即死級威力のため、ゴドリックの大ルーンで能力を底上げした上で盾戦技「鉄壁の盾」を駆使して、ひたすら生存することに集中した。なかなかすごい性能の戦技で、空中突撃も岩石魔法も受けきれる(削られはするけれど)*3。
何時間かかかってついに最強のデミゴッドを鎮めると、封印されていた隕石が降り注いで永遠の都ノクローンへの道が開けた。ラダーンの追憶やアイテムのテキストはエモーショナルで、規格外の力の裏にある実直な勤勉さや、相棒(馬)への気遣いが窺えて、部下に慕われ戦士たちに一目置かれており、まさに英雄だった。
撃破後にレベル+5(50)、全て信仰に振る。ここまででもう90時間。
終わらない放浪
その後すぐ地下に向かうも英雄のガーゴイルに阻まれて撤退し、アルター高原の西部やゲルミア火山に足を延ばして強化・鍛錬に励む。
敵の強さを考えると、リムグレイブ→リエーニエ→ケイリッド西→アルター高原西→ゲルミア火山→高原東(王都ローデイル)orケイリッド東の順が攻略にはいい。レベル70以上、武器強化が通常+15以上になれば地下攻略も容易になる。
火山の上にある火山館には主のタニスをはじめとするNPCが様々揃っていたけれど、依頼をこなすまえに一気にレガシーを攻略してデミゴッド、冒涜の君主ライカードを倒してしまったためイベントを進めることができなかった。あんな魅力的なダンジョンが目の前にあったら仕方ないし、2周目か2キャラ目にお預けにする。
ライカードはほぼイベント戦で、直前に手に入る武器の特殊能力を使って討伐する。とはいえデモンズの嵐の王やダクソ3のヨームよりは動きが激しくて、撃破にはそれなりにかかってしまった。
四つ目の大ルーンを手に入れた時点で120時間が経過しており、レベルは80程度。手に入るルーンも多くなり買うものもなくなってきたのでどんどん上げて、体力30にしたあとはひたすら信仰に回している。
さすがにひと月あれば終わるだろうと高をくくっていたものの、三月中の一週目クリアすらおぼつかなくなっていて、今作のボリュームは想像をはるかに超えており、複雑な世界観も含めて汲めど尽きそうにない。